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yumでインストールすると古いバージョンがインストールされてしまうそうなので、CentOS7に最新版のGitのソースをコンパイルして導入します。
環境
VirtualBoxで構築した以下の環境へインストール
- CentOS Linux release 7.4.1708 (Core) 64bit
依存ライブラリーのインストール
Gitが依存するライブラリーをインストールします。
sudo yum install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel ExtUtils-MakeMarker
公式サイトを見ると、ExtUtils-MakeMarkerは記載がありませんが、入れないとコンパイル時にエラーになる模様。
コンパイラのインストール
sudo yum install gcc
ソースコードの取得
Index of /pub/software/scm/gitからソースコードを取得します。
ディレクトリ移動
cd /usr/local/src/
圧縮ファイルの取得
sudo wget https://mirrors.edge.kernel.org/pub/software/scm/git/git-2.9.5.tar.gz
ファイルの展開
sudo tar zxvf git-2.9.5.tar.gz
コンパイル
ディレクトリ移動
cd git-2.9.5
実行ファイルの生成
sudo make prefix=/usr/local all
インストール
sudo make prefix=/usr/local install
結果の確認
無事にバージョンが表示されれば、使えるようになっています。
git --version git version 2.9.5